革製品にはどんなメンテナンスが必要?
革製品にはどんなメンテナンスが必要?
革製品は、しっかりとメンテナンスをしていくことでツヤが取り戻せたり、しっとりとした肌触りになったりするので、時間が経過すればするほど愛着が湧いてきます。
乾燥や湿気は革製品の大敵になるため、それを防ぐ上でも正しいメンテナンス方法を知っておく必要がありますが、乾燥を防ぐためのクリームや湿気を防ぐための撥水スプレーなどを用意しておくのもおすすめです。
まずはブラシをかけてからクリーナーで汚れを落とし、クリームで栄養を与えてからクロスで磨くことで乾燥対策を施すことができます。
最近では、湿気対策の一つに撥水スプレーなどでビフォーケアするメンテナンス方法も主流になってきているので、このような方法を駆使することで革製品の質を高い状態にキープしていくことが可能になります。
乾燥がNGであることはもちろん、湿気を浴びすぎてもカビの原因になってしまうので、正しいやり方でメンテナンスしていくことが大切になってきます。
革製品のクリーナーを正しく使うことで得られるメリット
革製品を長く愛用するには、手入れを欠かすことが出来ません。クリーナーはそのための必須アイテムと言えます。
革製品に用いられるクリーナーの成分には、有機成分や界面活性剤が含まれており、それがかえって革製品をダメにするという説も多く聞かれるものです。
ですが、クリーナーを正しく使えば革製品を傷めることはありません。有機溶剤は、革製品の古いクリームやロウを溶かすことが出来ますし、界面活性剤は表面に付着している汚れを落とすために必要な成分です。
革製品のクリーナーを正しく使うには、まず液体であればよく内部を振り、全体をよく混ぜ合わせることから始まります。その後、クリーナーを布に付けて革製品を磨くのです。
クリーナーを直接、革製品に付けるのは刺激が強くよくありません。布は柔らかいものを使うことをお勧めします。色落ちなどのトラブルがないよう、最初は端の部分からクリーナーで磨き、シミにならないように徐々に全体を覆うようにして磨くのがコツです。
こうすることで、ヒビ割れや色落ちを防ぐことが出来ます。